小田急線読売ランド前駅  徒歩3分

歩道橋を渡った先、坂道の入口に小さなお稲荷さん(大作稲荷大明神)があります。ここはちょっとした地元のパワースポットとなっています。お稲荷さんと共に迎えてくれる保存樹木の杉の木も、地元の人に愛され守られて、いったいどのくらい前からこの地域を見守ってきたのでしょう。どんな事もおおらかに包み込んでくれる。この木の前に立つとそんな気持ちになります。どんな災害も逃れてきたと伝えられている杉の木とそっと見守るお稲荷さんに訪れ、パワーをいただいてくださいね。

さて、パワーを頂いたらその先の坂道もちょっと登ってみて下さい。息切れします。けれども頑張って坂を登ったらそこはちょっと別世界。緑があふれる開放的な景色。絶えず小鳥のさえずりが聞こえ、雨の日には葉っぱに当たる雨粒の音、風が吹けば風の音。不思議です。えっ?ここって駅前でしたよね?新宿から30分ほどでしたよね?

緑いっぱいの自然に囲まれてゆったりとした景色。特別な時間が流れていきます。

 

 

稲荷神社縁起より

大作の稲荷神社は、今に残る石塔に、明和元年甲申(1764年)十一月の記述があり、少なくともこの時代から信仰を集めていたと思われます。このほど稲荷神社の祠及び上屋、鳥居が老朽化したため、後世まで地元の方々の信仰にお答えすべく、講中で祠、上屋、鳥居の修復、境内等の設備をいたしました。なお、境内設備の際地中から「文安五年」(一四四八)の銘がある板碑の断片が出土いたしました。 令和4年2月吉日

大作稲荷大明神(お稲荷さん)読売ランド前駅より3分。少し急な坂の途中にある、昔から地元の人愛されているパワースポット!保存樹木の杉の木はどんな災害も逃れてきたとか?!